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ニュースレターNo.150

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「世界宣教の躍進」
学院国際部長・理事 ジェラルド・グドール師

 

 

 

■ 創世記24章には、アブラハムのしもべがイサクの花嫁を探しに行く物語があります。イサクはイエス・キリストの型、しもべは教会である私たちの型と言うことができます。私たちの仕事は、出て行って、私たちのイサクであるイエス様のために花嫁を探す事です。神様がこの宇宙でなさっておられる事の中心には愛があるのです。男性は、愛している女性のためにこう言います。「君のためだったら、どんな高い山だって登るよ。どんなに深い海だって、君のもとへ行くためだったら泳いで行くよ!」この愛の源は神様にあります。2005年、私たちはCFNJ聖書学院のアウトリーチでインドのナガランドに行きました。北海道から行くのに三日もかかりました。やっとナガランドの飛行場に着いたと思ったら、それからジープに乗って、グネグネくねった山道を、乗物酔いしながら、更に2時間以上もかかってやっと着きました。最初にナガランドに行った宣教師の愛を考えさせられました。そこまで行くのに、いくつの山を越え、海を越え、川を越えたのでしょうか? かなりの愛がないと行けないはずです。

 初めて日本に福音を伝えた人々の愛を考えたことがありますか?彼らが日本まで来るのに、いくつの山を越え、海を越え、川を越えたのでしょうか? 

●フランシスコ・ザビエル

宣教のため日本に向かったフランシスコ・ザビエルの情熱はものすごいです。1549年1月14日付の、インドの南西海岸の港市コーチンからローマのイグナチオにあてた手紙で、ザビエルは日本へ向かう決心と航海の危険について次のように書いています。  「この航海が多くのあらしや浅瀬や海賊の危険にさらされていることは周知のことです。船主たちは二隻のうち一隻が何とか日本に着けばいいと思っています。でも私は心の底から感動し、また、激励されているので日本へ行く夢をあきらめることはどうしてもできません。たとえこれまでに直面した以上の危険にさらされることがはっきりわかっていても、日本人のパウロ(アンジロウ)から聞いたことにより、あるいはむしろ神が私の心に与えてくださった恵みによってキリストの教えを広める希望はますます強くなります。」

●カール・ギュツラフ

3人の日本人漂流船員(岩吉、久吉、音吉)の助けを借りて、「ハジマリニカシコイモノゴザル」で始まる全文カタカナでヨハネの福音書を翻訳した、ドイツ人宣教師カール・ギュツラフの情熱を感じたことはありますか?

●ウィリアム・クラーク博士

鎖国解禁後に、50冊の聖書を北海道まで運び、札幌農学校(現在の北海道大学)の一期生全員をキリストに導いた、ウィリアム・クラーク博士の愛と情熱。
 今も、様々な国から、様々な人々から、主が愛を持って日本の人々に手を差し伸べています。日本は今最も祈られている国の一つだろうと思います。また、あなたに福音を伝えてくれた人の愛と情熱を忘れないでください。

 さて、創世記24章から世界宣教についてすばらしい事を学ぶ事ができます。

1.しもべは任務の成功の速さに驚きました。

                    (12-15節)
今日、世界宣教のための祈りが増え、強力になってきています。神様は「ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」(Ⅰペテロ3:9)から、この祈りには特に喜んで答えてくださるのです。
人類史上、今ほど多くの人々が救われている時はありません。世界のあらゆる所でたましいの大収穫が行われています。

●中国

現在中国全土で毎日12,000人以上がクリスチャンになるといわれています。例えば、人口70,000の雲南省福貢県のうち90%がクリスチャンであり、「クリスチャンの県」と呼ばれています。クリスチャンが増えると犯罪率が減り、政府の役人でさえ「キリスト教に入信しなさい」と勧めるそうです。中国全土で一年にバプテスマを受ける人の数は470万人。1949年には100万人のクリスチャンしかいなかったのが、今日では、人によって推定の数は違いますが、1億3000万人以上いると言われています。ということは、アメリカ人クリスチャンより中国人クリスチャンの数の方が多いということになります!中国の教会は、今後15-20年以内に、中央アジアと中東に50,000人の宣教師を派遣する計画を持っています。

●イラン

1979年には知られているクリスチャンの数が500人しかありませんでした。2008年では100万人に増えており、現在もイスラム政権下で勢いよく増えています。

●サウジアラビア

1991年の湾岸戦争以前クリスチャンはほとんどいませんでした。その後、フィリピンのメイドさん等を通して救われるサウジアラビア人が起こされおり、彼らは密かに集会をしています。フィリピンでは、メイドという立場を通してイスラム教信者にいかにして福音を伝えるかを訓練する学校があり、1,000人もの生徒が訓練を受けています。

●アフリカ大陸

1900年には、アフリカ大陸全体のクリスチャンは人口の3%でした。今日では 、50%以上がクリスチャンです。一日に20,000人がクリスチャンになると言われています。かつて暗黒大陸と言われたアフリカは現在、欧米に宣教師を派遣しており、「宣教師の逆輸入」現象が起きています。

●キリストのからだの新しい顔

過去10年の間に全世界で3億人の新しいクリスチャンが加えられました。そのうち、1000万人の新しいクリスチャンは北アメリカやヨーロッパの人です。残りの2億9000万人は、ナイジェリア、ブラジル、インドや中国のような新興国の人々です。
アブラハムのしもべにとって、「彼がまだ言い(祈り)終わらないうちに」(v.15)答えが来ました。私たちが日本のために、あるいは、遣わされた国や地域のために、「どうか取り計らってください」、「恵みを施してください」と祈っていると、「祈り終わらないうちに」主が答えてくださるのです!なぜそう言えるのでしょうか?それは、みことばに約束があるからです。「まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる。」ハバクク2:14
※情報源: www.joshuaproject.net

2.しもべはたくさんの贈り物をあげました。

                    (22, 29-31, 53節)
しもべは、「貴重な品々」(53節)を持っており、それをリべカの家族に贈っています。主がアブラハムを祝福し、「銀や金」を与えています(35節)。妹リべカに贈られた物とその価値を見たラバンはしもべをすぐに家に迎え入れました。今日世界宣教は、御霊の賜物が用いられているところで、力強く前進しています。天からの「しるしと不思議」が用いられて、多くの人々がイエス様のもとに導かれています。人口2億のブラジルは現在霊的覚醒を体験しています。聖霊の賜物を重んじるブラジルのペンテコステ教会は1970年代以来、飛躍的に成長しており、同じように聖霊の賜物を受け入れ、重んじるバプテスト教会、長老教会、ナザレン教会なども飛躍的に成長してきています。今は、聖霊の賜物が豊かに用いられる時代です。ぜひ、読者のみなさんも、聖霊の賜物を積極的に求めて、宣教・伝道のために用いてください。
「 愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。」Ⅰコリント14:1

3.しもべは旅が成功したので礼拝しました。

                       (51,52節)
 今、爆発的な福音の力によって、やみの中にいた人々が、光の支配の中に移されているので、世界各地で大きな賛美・礼拝(新しい歌)が天に向かって沸き起こっています。私たちは今、黙示録5:9の実現に向かっているのです。「彼らは、新しい歌を歌って言った。『あなたは、巻き物を受け取って、その封印を解くのにふさわしい方です。あなたは、ほふられて、その血により、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、神のために人々を贖うのです。』」
 読者のみなさん、自分のことばで主を礼拝してください。主を礼拝することは、あらゆる文化、言語、民族を超えて福音が前進しており人々があがなわれている事のしるしです。

4.花嫁は自らから喜んでついて行きました。

                      (58節)
 今日、多くの人々が花婿イエス様に、自ら喜んで「はい、まいります」と言って、ついて行っています。「イエス様、あなたを信じます。あなたについて行きます」と。世界中で一日にイエス様を信じる人が約178,000人いると言われています。人々は待っています。私たちの花婿であるイエス様についていこうとしています。必要なのは彼らが福音を聞くチャンスです。
 さあ、あなたも、立ち上がってこのすばらしい福音を伝える人となってください。CFNJ聖書学院では、日本における神様の栄光の訪れを信じて、イエス・キリストの福音理解を教え、福音を伝える実践的な訓練を行っています。「イエス様の花嫁となるべく、捕らわれている人のために私を用いてください」という方はぜひ、CFNJ聖書学院へ来てください。また、夏には、7週間の短期宣教学校ISMが開かれます。(詳しくは、10ページをお読みください。) 共に宣教を学び、世界に遣わされて行きましょう!■

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